マリア:「そういえば、最近、賢者様と導師様が、王都に戻られた話は知ってる。」
シン:「ああ。まあ、聞いたことがあるかな?」
マリアのなかでは、マーリンとメリダの想像が膨らんでパンパンです。
シンが、その孫だとは想像だにしていません。
シン:「マリアって、賢者様達が大好きなんだね。」
マリア:「当然でしょう。それに、お二人のお孫さんが、高等魔法学院を受験するらしいのよ。」
シン:「ギク!!!」
シンが帰った後、マリアとシシリーが話しています。
マリア:「かっこいい奴だったね?」
シシリー:「うん。」
マリア:「(わざと)彼、貰ってもいい??」
シシリー:「だめ!!!!」
マリア:「(ちょっと、マジですか。)」
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