うちの娘のためならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。(2)

デイル:「現地確認をしなきゃいけないんだが、ラティナを置いてはいけない。」

リタ:「そのくらい、うちで預かるわよ。」

デイル:「いや、ラティナを置いていきたくない。依頼より、ラティナを取る。」

言い聞かせると、不安そうな顔をするものの、

ラティナ:「大丈夫。」

ケニス:「いじらしいな。」

デイル:「ごめんな、ラティナ。」

ラティナ:「デイル。ラティナ、大丈夫。」