ゴロー:「推しのアイドルが妊娠???ショック過ぎて、ゲロ吐きそう。」
社長:「アイ、どうしてこうなった?社長の俺にどうして相談しなかった?相手の男は誰なんだ?」
アイ:「それは、えへへ!内緒!」
検査した結果、20週の双子でした。
社長:「アイ。16歳で妊娠出産なんて、もし世に知れたら、お前も事務所も終わりだぞ。」
アイ:「先生はどう思う?」
ゴロー:「最終的な決定権は君にある。よく考えて決めるんだ。」
ゴロー先生は、待合室で、診察客が話しているのを聞きます。
客A:「アイドルが結婚、妊娠?今死ねば、俺アイドルの子として、生まれ変わるのでは?」
客B:「考えがキモ過ぎる。」
ゴローは病院の屋上で、さりなの写真を見ながら考えます。
ゴロー:「ファンてのは、身勝手だよな?さりなちゃん。」
アイ:「あっ!!先生!」
ゴロー:「わざわざ、こんな田舎に来たのは東京だと人目に付くから?」
アイ:「あれ?あたし、仕事言ったっけ?」
ゴロー:「昔受け持った患者に、君のフアンがいたんだよ。」
アイ:「やっぱ、あふれ出るものは隠せないね。困った困った。あたし、家族っていないから。家族に憧れあったんだ。双子でしょ?楽しい家族になるよね?」
ゴロー:「子供は生む。アイドルは続ける。それは・・」
アイ:「そう。公表しない。」
アイは一切を秘密にするつもりでした。

















