最強陰陽師の異世界転生記(13)新たなる旅立ち4

お別れです。

アミュ:「ありがとう。フィオナ。」

フィオナ:「さようなら。アミュさん。」

馬車に乗ったセイカとアミュが話します。

セイカ:「なあ、アミュ。一つ聞いていいか?馬車って、どうやって動かすんだ??」

その二人の様子を城壁の上から、フィオナが見ています。

そのフィオナの陰に潜む何かが問いかけます。

何か:「フィオナ。あれは何者なんだ?あれ程の存在を我は知らない。」

フィオナ:「此度の魔王ですよ。」

何か:「魔王様だと??なぜ、魔王様が勇者を守ろうとするのだ?」

フィオナ:「それは彼にとって、親しい人だからです。」

何か:「それだけで?お前になぜそんなことが判る?」

フィオナ:「判りますよ。幼い頃は、力を使って、何度もあの方と会おうとしていましたから。セイカ様は、他人のために力を振るわざるを得なくなる。たとえ、その先に破滅が待ち構えていると知っていても。そういう優しい方なのです。」

これでレポートを終わります。

個人的には、このお話好きです。続きがあるといいなあ。。

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