龍に乗ったセイカは命令します。
セイカ:「西へ向かえ!龍よ!」
アミュは王城の地下牢に閉じこめられています。まるで罪人の扱いです。
セイカ:「馬車なら時間がかかるが、こいつならすぐだな。」
セイカは式神を放ち、アミュの居場所を探り当てます。
セイカ:「ああ。そこにいたんだね。アミュ。」
呪符を階段にし、龍を伴って降りていきます。
騎士:「何者だ?止まれ!」
城兵による矢の攻撃に、鬱陶しいセイカは、見張り台ごと、大岩で潰して攻撃をやめさせます。
しかし、それでも100人もの騎士が行く手を遮る中、
騎士:「貴様は何者だ?なにが目的で侵入した??」
セイカ:「邪魔だ。道を開けよ。従うなら、命まではとらない。」
セイカの態度は、自分を隠そうともしない、そう、魔王そのものになっていました。

















