最強陰陽師の異世界転生記(10)聖皇女5

屋敷で訓練するグライにセイカが話しかけます。

セイカ:「さすが聖騎士に選ばれるだけあるね。」

グライ:「実力で選ばれたわけじゃない。なにか目論見があってだ。ああ見えて、彼女は政治家だからな。あいつは昔、軟禁生活を強いられていた。そこから実力で脱出したんだ。あいつには未来が見える。」

セイカ:「未来が??本当に可能なの?」

グライ:「母親が託宣の巫女だ。あいつを生んだ時、勇者と魔王の誕生を予言したらしい。」

セイカ:「殿下は勇者と魔王が誰か知っているのか?」

グライ:「さあな。しかし、あれだけ会いたがったんだ。あのアミュって娘が勇者なんだろう。その様子だと、お前も知ってたのか?」

セイカ:「まあね。なんで、そんなことを教えてくれたの?」

グライ:「あいつはお前にも会いたがっていたからな。あいつの邪魔をするな。あれでも帝国の未来を見据えているからな。」

ここで、重要な事実が出てきました。

フィオナが託宣の巫女。未来視できて、アミュとセイカに会いたがった。アミュが勇者なら、セイカはXXですね。

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