自室で、ユキとこそこそ話をするセイカ。
ユキ:「ユキはあの姫巫女は嫌いです。」
セイカ:「お前はそうだろうな。昔の妻があんな感じだった。」
ユキ:「その話、もう少し詳しく・・・」
そこへアミュが入ってきました。
アミュ:「よっ!!」
セイカ:「君な。夜更けに男の部屋に来て。」
アミュ:「もっと慎みを持てって??あんたには裸も見られているし、今更。あんたは中等部卒業したらどうするの?高等部進学?」
セイカ:「君は?」
アミュ:「冒険者になる。」
セイカ:「ダンジョンで約束したろ?僕も一緒に冒険者になるよ。」
翌日、フィオナ、グライ、アミュ、セイカの4人で街に繰り出します。
グライ:「護衛を置いてきた。何かあった時は俺とお前で対応するからな。」
セイカ:「判っているよ。」
フィオナ:「市ですか?はぐれちゃいそうなので、手でも繋ぎますか。」
フィオナは恋人連れをみて、
フィオナ:「どうしたら、ああなれるのでしょうか?」
アミュ:「物語では、危機を救われたりすると、ああいう関係になるようですよ?」
フィオナ:「私、障害は全て自分で乗り越えてきました。なので、誰かに助けていただくことには憧れてしまいます。」
セイカ:「殿下。次はどこへ?」
フィオナ:「向こうへ。」
そこで、フィオナの頭上に建築資材が落下してきて、グライとアミュの魔法で除去されます。が、二人に任せたセイカが魔法を使わなかったことから、フィオナはへそを曲げてしまいます。
でも、髪飾りをセイカから贈られて、すぐ元通り。
アミュ:「似合うじゃない。」
グライ:「悪くねえ。」
フィオナ:「これが良いです。ありがとうございます。贈り物を頂くのは初めてですわ。大切にしますね。」
フィオナ、すっかりご機嫌です。(^_^)















