セイカ:「ドラゴンの卵を温めたいので、火属性の魔法を使える方、一緒に来てください。あっ!イーファ!一緒に来てくれ!!」
リゼ:「行くな!」
イーファ:「ごめんなさい。私、やっぱり、セイカ君と行きます。あの人が好きだから!」
そして、セイカとイーファを乗せたドラゴンは、再び巣へと飛行します。
イーファ:「凄いよ。」
セイカ:「竜騎士みたいだね。」
イーファ:「さっきはありがとう。」
セイカ:「なんのこと?」
セイカは気づいていませんが、イーファの決意を促したのは、セイカ自身の行動だったのです。




