卵の世話をしたことから、ドラゴンに気に入られてしまったセイカ。
セイカ:「いったい、いつ、帰して貰えるんだ?こまったなあ。」
その頃、セシリオは商人にイーファを買い取った時の値段を付けさせていました、奴隷の解放手続きのためです。
商人:「上物ですな。学問と魔法が使えるのですな?」
セシリオ:「奴隷解放にかかる手続きと金は僕がすべてやろう。」
イーファ:「嫌です。わたしは解放なんて、望んでいません。わたしがどうしたいかは、自分で決めます。身分は自由でなくても、何を望むかは私の自由です。」
と、そこへドラゴンがセイカを乗せて現れます。
セイカ:「突然このような形で現れてすみません。ドラゴンと仲良くなりました。」
この場にいる者たちは、セイカの特殊性に気づいているため、何もすることができません。
でも、その中で、唯一、イーファだけは喜んでいました。










