お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件(12)-臆病だった自分にさようならを4

昼休み、周は男子に取り囲まれていました。

A:「どういうことだよ?藤宮!椎名さんと、いつから??全然、接点なかったよな???」

B:「どこだ?椎名さんは、お前のどこがよかったんだ??」

周:「一気に答えられないから、一つ一つにしてくれ。」

A:「いつから、椎名さんと仲良かったんだ?」

周:「去年から。」

A:「じゃ、初詣とか、GWで一緒だった男って?」

周:「たぶん、俺だろうな。」

B:「なんで他人行儀に?」

周:「こうなるのが判ってたから。」

C:「付き合っているのか?」

周:「仲は良いし、お互いに大切に思っている自信はあるけど、付き合ってない。」

A:「藤宮って、天使様に全然興味ないって感じだったよな?」

周:「天使様には興味ない。俺が見ているのは、椎名真昼だから。」

そこへ、真昼が駆け付けます。

真昼:「あんまり彼を虐めないでくださいね。」

A:「椎名さん。藤宮が大切な人って?」

真昼:「周君はわたしの大切な人ですよ。わたしが、どのような理由で、誰を好きになろうと、他人に口を出される筋合いはないと思うのですけれど。」

きっつい真昼ちゃんになっていますなあ。(^_^)

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