Engage Kiss(11)「優しく愚かな嘘」について4

目覚めないキサラの横で、シュウは言います。

シュウ:「なあ。キサラ。もう、俺はどうしたらいいのか、判らない。何のために戦えばいいんだ?」

そのとき、キサラが目覚めます。

キサラ:「あなたは私以外のことを全て忘れていいよ。あたしが、ずっと面倒見てあげるから。シュウ君は、もう充分戦った。だから約束して?あの悪魔とは、もう、戦わないって。この街から逃げるって。」

シュウ:「ああ。一緒に行こう。」

キサラ:「・・・できもしないくせに。だったら、記憶、いらないね?」

シュウ:「魂ごとくれてやるよ。」

でも、キサラはその約束を破ります。彼女は、いままで奪ったシュウの記憶を全部返すのです。さらに、自分の記憶まで。。。


ここからは、その戻ってきたシュウの記憶です。

はじめはアヤノとの同棲をやめるとき。

アヤノ:「あたしのところ、出ていくの?あたしが料理も家事もできないから?」

と、泣き出してしまいます。

シュウ:「昔、親父に聞いたことがある。俺の遠縁に悪魔と人間のハーフがいるって。」


シャロン:「なるほど。名無しの悪魔をあの洞窟に封じたのは、お前の一族か。」

シュウ:「まさか協会に嗅ぎつけられるとはね。伝承では、近くの村を騒がせていたあやかしを、ご先祖様が口説き落としてできた子供なんだとさ。」

シャロン:「女に見境がないのは血筋らしいな。」

シュウ:「組まないか?お前は悪魔が封じられている場所を知りたい。俺は戦力が欲しい。」

シャロン:「賞金はすべてやる。だが首は貰う。」

でも、シュウはシャロンを裏切りました。

シュウ:「ごめん。俺の欲しかったの、金じゃないんだ。」

シャロン:「殺す。いつか、殺す。」


契約にあたり、シュウはファーストキスの相手の名前を悪魔につけます。

シュウ:「今日からお前はキサラだ。いい名前だろう?悪魔キサラよ。俺の3日前の記憶を代償に、俺に従え!1時間でいい。」

契約は成立。初めてキサラと会話します。

キサラ:「シュウ。裏切ったのか。」

3日前はシャロンとのベッドの記憶でした。

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