見える子ちゃん(11)「見る?」について3

善先生がまだ子供のころ、超神経質&善に全てを託す、母親がいました。彼は、母親のせいで、友達も作れず、勉強ばかり。でも、あるとき黒猫を拾い、物置で隠れて飼い始めました。

ある時、猫を母親に始末されてしまいます。

母親:「駆除しておいたわ。また、母さんに隠し事したわね。傷ついたわ。裏切者。あなたも、母さんのことだけを大切にして。約束よ。」

そおういう、母親の顔は、みこが見ている、善先生に取りついたバケモノでした。


入院した善先生とみこが話しています。

みこ:「あたし、善先生が猫に酷いことをするんじゃないかと思って。」

善先生:「僕が?どうして?」

みこ:「それは・・・・・」

とても、あなたに憑りついているものからは、そう見える・・とは言えません。

善先生:「うちの近くで、動物の虐待事件があってね。犯人は君かと思った。」

みこ:「は?」

善先生:「裏道ばかりパトロールしたが、見つかるのは死骸か弱っていてすぐ死んでしまう猫ばかりだ。

みこ:「(なんとなくわかってきた。先生の周りの猫の霊は、そういう子だ。)」


病院の先生は、善先生の幼馴染でした。

先生:「善は昔飼っていた猫をおふくろさんに処分されたんで、自分では飼わないんだ。ほんとう、怖いおふくろさんでさ。しつけっているより、支配だったな。俺も、近づくな!とか、見るな!とかよく言われたよ。」

みこは、見るな!が母親だと判りました。


みこは言います。

みこ:「先生。元気になったら、先生が猫を引き取ってくれませんか?」

善先生:「僕は・・」

その時また、見るな!が出てきます。でも、みこは負けません。

みこ:「もう、いいじゃないですか!もう、自由にしてあげて!!」

みこは、見るな!に向かって、はっきりと言い切りました。襲われる・・・そう思ったとき、神社の霊が助けに入ります。

みこ:「3回目。」

3回助けるという言葉通りなら、みこは、使い切ってしまったのです。

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