みこは祈ります。
みこ:「(お願い。お風呂はやめて!しかたない。こうなったら。)」
と、お風呂から出ようとしたところ、何かが動き始めます。
みこが、「もう限界!」と思ったそのとき、弟が入ってきます。
弟:「姉ちゃん。たまには一緒に風呂はいろうか?」
みこはほっとします。
みこ:「恭介。背中流してあげる。」
恭介:「姉ちゃん。彼氏いるの?」
みこ:「いない。」
恭介:「隠さなくていいよ。」
みこ:「隠してないし。いないよ。」
姉と弟の会話によって、無視された霊は、風呂場の隅で座るだけでした。
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