ユキ:「面倒なことになりましたね?やっぱり殺しますか?」
セイカ:「ユキ。それはない。」
そこへルフトがやってきて、セイカへの誕生日プレゼントと、今までよそよそしかったことへの謝罪、明日のグライとの決闘、手心を加えてやってほしい旨を伝えます。
ですが、グライは明日まで待つつもりもなく、すぐ決闘を要求しますが、セイカは結界があるので、火でも風でも効果がありません。
セイカ:「降参でいいかな?」
セイカはグライを運んであげるくらい余裕があったのです。
ユキ:「随分遠回りな方法をとりましたね?生ぬるい世界と力のない人間ども。セイカ様ならば、あらゆるものが望むままですよね?」
セイカ:「忘れたか?ユキ。前世はその力のない人間の策略によって殺されたことを。」
ユキ:「それは・・・」
セイカ:「ユキ。ぼくは、今生ではそっち側になりたいんだ。大多数の力のない人間にね。今度は狡猾に生きる。もう失敗しない。」
そして、春になり、セイカとイーファは学園に向かうことになります。









