お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件(3)-天使様へのご褒美3

志保子:「二人は同棲しているのかしら?」

周:「なんでそうなるんだ?隣に住んでるんだよ。」

志保子:「あら?じゃあ、運命の出会いね。よかったわね。よかったわね、周。こんな美人でできた娘さん。」

周:「美人で器量がいいことは否定しないが、運命の出会いとかは・・・」

志保子:「真昼ちゃん。親のひいき目かもしれないけど、周はお得よ。」

で、志保子と真昼はライン交換したのち、志保子が帰ることとなりました。

真昼:「疲れた。」

周:「すまん。勘違いさせたまま、帰らせて。」

真昼:「いえ、実害ないですし。」

周:「いや、実害あるぞ。あの調子だと、椎名を気に入ったから、何かと構ってくる。」

真昼:「志保子さんは、藤宮さんのこと、大切にしているんですね?いいなあ。真昼ちゃんか。久々に名前呼ばれたなと。」

周:「まあ、仲いい友人以外だと、親くらいだな。」

真昼:「親には呼ばれませんよ。絶対に。」

真昼の父母は、真昼のことが邪魔なので、家族としいて扱われたことがないのです。

興味のある投稿がありましたら、感想をお願いします。