周と樹が、女の子のことについて話していると、樹の彼女である千歳が食いついてきます。
樹:「周みたいのが、彼女出来たら、可愛がるんだろうな?」
千歳:「えっ!?なに??周、彼女出来たの??」
周:「いねえよ。」
千歳:「えー。なんだあ。居たら、仲良くしたかったのに。」
周:「お前の仲良くは、過剰なスキンシップだからな。架空の彼女が可哀そうになる。」
夕食後、帰る真昼が忘れた生徒手帳を見つけた周は、彼女の誕生日を見てしまいます。
周:「落としてるぞ。」
真昼:「わざわざすみません。」
真昼が帰った後、周は考えます。
周:「誕生日、4日後じゃねえか。」
本人に何か欲しいものを聞くと、
真昼:「砥石ですかね。」
周:「おい!女子高生!!」
真昼:「私に一般的な女子高生を求めないでください。」
樹に相談したところ”ハンドクリーム”が出てきました。
その彼女(千歳)にも相談したところ、
千歳:「女の子の誕生日プレゼント?どんな娘?」
周:「知り合いの女性で比較的若い。それ以上は黙秘。」
千歳:「あのね。人柄とか好みとか知らないと、提案しようがないんだけど。」
周:「千歳の感性でいい。」
千歳:「話す気がないってことは、判った⤵ 小物類やぬいぐるみとか。」
で、千歳に買い物に付き合ってもらうことにしたのです。まあ、男が一人で買いに行くには、高校生にはハードル高いかもしれません。
当日。
周:「やる。誕生日なんだろ?」
真昼:「そうですけど。逆になんで知ってるのですか?」
周:「学生証で。」
真昼:「わたし、誕生日なんて祝わないですし。」
周:「あっそ。じゃあ、日頃の感謝のしるし。」
中身は、ハンドクリームとくまでした。
真昼:「大切にします。」
真昼ちゃんは、くまをプレゼントを貰ったのは、生まれて初めてだったのです。
真昼:「人に誕生日教えたことありません。誕生日、嫌いなので。普段、知らない人や関わりのない人からのプレゼントは受け取りません。」
周:「それは?」
真昼:「藤宮さんは、知らない人じゃないですし。ありがとうございます。藤宮さん。」
真昼ちゃん、メッチャ、可愛いです。(^_^)




























