陰の実力者になりたくて!(17)について1

翌日、街を歩いていたシドは、月光を聞きます。

シド:「なぜ、この世界に月光が?僕以外の転生者が?」

行ってみると、ピアノを弾いていたのはイプシロンでした。彼女はシロンという名の作曲家・音楽家になっていたのです。当然、シドから聞いたコピーです。

シド:「ガンマ・ベータに続き、こいつもか?」

※ガンマはミツゴシ商会の会長、ベータはナツメ先生になっています。

イプシロン:「まさか主様が聞いていらっしゃるなんて。お恥ずかしいです。」

シド:「月光だよね?」

イプシロン:「はい。主様に教えていただいた曲の中で、わたしが一番好きな曲です。」

シド:「(教えたつもりはない。まあ自分が好きなものを、他の人が好きだと言ってくれる状況はいいか。)」

イプシロン:「音楽家として貴族との関係を構築しております。音楽賞もいただきました。」

シド:「パクリで賞をとるなんて、あつかましいこと、このうえない。)」

七陰はみんな才能豊かですね。(^_^)

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