真昼の徹底的な掃除が始まります。
周は、なにも逆らえません。
雑誌をまとめて、ペットボトルを分別、洗濯物を籠へ、そして、掃除を上から始めます。
で、滑って転びそうになった真昼を、周が受け止めます。
真昼:「藤宮さん。こうならないように、掃除するんですよ?」
周:「誠に申し訳ありません。」
全く外には出しませんが、
真昼:「びっくりした。」
本当は周に抱き留められて、ドキドキだった真昼ちゃんでした。
真昼:「綺麗になりました。丸一日かかるとは。。。」
周:「あそこまで、ぐちゃぐちゃじゃなあ。」
真昼:「あなたがしたことですよ。」
周:「おっしゃる通りです。」
結果、今日のご飯はピザのケータリングを、周がおごることとなったのです。
真昼:「これが、宅配ピザ??」
周:「宅配が初めてだなんて、お前の親はとらなかったのか?」
真昼:「うちはお手伝いさんが作ってたので。」
周:「まあ、口に合うかわからないが、食べてくれ。」
周:「おいしそうに食べるな?」
真昼:「あまり、じろじろ見ないでください。」
周:「お前って、ほんとうに可愛げがないな。」
真昼:「なくて、結構です。」
周:「そうだな。こっちのお前の方が見慣れてるから、疲れなくていいけどな。」
真昼:「可愛げがない方がですか?」
周:「根に持つな?お前。」
このころは、本当に気が合わなかった二人です。仲は悪いようには見えないのですが・・・・・














