逃亡したローズをどうするか?アレクシアとナツメ先生が話しています。
ナツメ:「よく考えて行動すべきだと。」
アレクシア:「なに、それ?あたしが、考えなしのバカだと?言いたいことがあるなら、言いなさいよ。カマトトぶってんじゃない!」
ナツメ:「殺さないで!」
ベータは、絶対に皮を脱ぎません。でも、なんとなく、アレクシアは察しているようで、
アレクシア:「だから、わざとらしいんだよ!ぶっ殺すぞ!」
ベータ:「あああ。」
ベータの言葉は怖がっているようですが、目は全く怖がっていません。だって、ベータですから。
アレクシア:「ローズ先輩が、私たちを巻き込まないように何も言わなかったのは判るわ。でも、私たちは仲間と誓った。だから見捨てない。あなたも、もちろん見捨てない。」
ベータ:「では、わたしはローズ様の情報を集めます。ドエム・ケツハットには黒い噂もありますから。」
アレクシア:「切り替え、早いわね。あんた、動じないのね?」
アレクシアがいなくなってから、ベータはシャドウガーデンの部下に指示を出します。
ベータ:「ドエム・ケツハットの情報はもう少し流してもいいわ。整理できれば、もう少し足を止めて考えるでしょう?今、あの王女様に突っ走られると面倒よ。それでローズ・オリアナは??」
部下:「下水道を抜けて、地下遺跡へ侵入しています。身を隠すには適しているかと。」
資料を見ると、
ベータ:「逃走中に、胸を押さえることを複数回確認・・・」
この時点で、ベータは悪魔憑き(魔力暴走)に気づいているのですね。











