陰の実力者になりたくて!(15)について2

ジミナ・セイネンに化けたシドの一人芝居です。

ジミナ:「試合で、あいつなかなか強いじゃん・・・となって、注目されるのがベスト。」


シド:「優勝候補との戦いは目立つだろうし、そうやって勝つかは、考えどころだな。」

そんなことを考えながら歩いてると、ローズに声を掛けられます。

ローズ:「油断大敵ですよ。」

シド:「珍しい場所で、珍しい時に、珍しい恰好だね。」

ローズ:「シド君、マグロナルドにいったのですか?私も先日3人で行きました。私とアレクシア様とナツメ先生です。」

シド:「酷い組み合わせに聞こえるけど、仲良かったんだ。」

ローズ:「ナツメ先生とは、とても仲良しに。アレクシアさんも、とてもいい子ですので。」

シド:「(アレクシアをとてもいい子と思っているようじゃ、どう考えても仲良くなれないな。)」

ローズ:「ただ、アレクシアさんとナツメ先生がギクシャクしているんですよね。」

シド:「(それは同族嫌悪というやつだ。)そのうち、なんとかなるでしょう。」

ローズ:「これからお父様(オリアナ国王)と会います。そこで、婚約者として、ドエム・ケツハット殿を紹介されます。芸術の国で、魔剣士の評価は低いのですが、あの日見た美しい剣が忘れられなかったのです。」

実は、幼い頃、ローズは正体を隠したシドに救われていました。その頃から、正体は知らないまでも、憧れだったのです。

ローズ:「シド君。なにがあっても、私のことを信じてくれますか?」

シド:「判った。いいよ。」

これがシドとローズとの最後の会話になります。この後、ローズは殺人をして、追われる立場になります。そして、シャドウガーデンのNo666になるのですが、今期はそこまで映像化されませんね。

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