試験勉強の日なのに、五月がいないのは、月命日に行っているからでした。五月ちゃんは、律儀なのです。
五月:「わたしは、お母さんのようになれるんでしょうか?」
そのとき
「先客なんて、珍しいな?」
五月:「・・・?初めまして。」
「先生!?」
彼女は下田といって、五つ子の母親が教師時代の教え子でした。
五月:「お母さんがどんなひとだったか、教えていただけませんか?家庭でのお母さんは知ってるのですが、先生としてのお母さんを知りたいのす。」
下田:「先生はめっちゃ怖かった、鉄仮面だった。でも、それでも許されてしまうほど、めっちゃ、美人だった。お嬢ちゃんも先生似だし。」
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