星児:「僕は、異星人の幼なじみ 夕子ちゃんが、正体を隠さず堂々と生きられる世界を作りたい。だが、今の地球は星団評議会という正式な接触にさえ、隠している。一部の凶暴な異星人の事が知れれば、排斥運動が起こるかもしれない。それを回避するために、僕はやつらを排除しているだけです。」
ダンは言います。
ダン:「もっともらしい事を言っているが、あれが本心とは思えん。」
キュラソ:「地球人の心理とは、やはり面白い。彼には一旦、お引取り願おう。これ以上の情報は引き出せそうもないからな。それに、今は、彼の協力者の捜索を優先したい。」
ダン:「あいつはそのための餌か?」
井出に見送られて帰る車の中で、星児が言います。
星児:「残念ながら、唯の餌になるほど、お人よしじゃない。僕は。」
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