乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(3)仲良し

いつしか、カタリナ、ソフィア、メアリは仲良しになっていました。

ロマンス小説仲間です。

ソフィア:「では、今度、うちにいらしてください。」

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ソフィアのうちに、カタリナとキースが遊びに行ったとき、ご両親が挨拶に出てきました。

あっという間に終った楽しい時間。沢山の本を借りたカタリナ。

お奨めの本を部屋に置き忘れたソフィアが慌てて取りに行くのを見ていたカタリナは、懐かしい感じを思い出しました。

カタリナ:「ソフィアなら、前世でも、一緒にマンガを読んだり、アニメをみたり、乙女ゲームもしてくれそうな気がする。」

ニコル:「妹と仲良くしてくださって、ありがとうございます。」

でも、ニコルとは話が続きません。前世の知識で乗り越えようとしたカタリナは、おばあちゃんの世間話を使います。

カタリナ:「ご両親はあんなに素敵で、妹さんはあんなに可愛くて、ニコル様は幸せ者ですね。・・違いますか?」

ニコル:「違いません。俺は幸せ者です。」

ニコルは、周りから”不幸せ”とばかり言われていたので、カタリナの前向きな考え方が嬉しかったのです。


帰りの馬車の中で二人は全く違うことを考えていました。

カタリナ:「ニコルめ。キースまで魅了するとは。これから、どう守っていけば・・・」

キース:「(ニコルの態度から)まさか、またライバルが増えるとは。(カタリナは)いったい、何人たらしこめば、気が済むんだ?あ~あ。」

カタリナだけが、自分の状況をわかっていないのでした。

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