禰豆子の強さを見た珠世ですが。
珠世:「しかし、相手もつわもの。全力で潰しに来られたら、ひとたまりも無い。私がなんとかしなければ・・」
すさまる:「面白い娘よのう。本気で相手してやる。」
珠世:「そこの12鬼月のお嬢さん。一つだけ、お聞かせください。あなたは鬼舞辻 の正体をご存知なのですか?」
その瞬間、すさまるの顔色が変わった。なぜ、ここまで、鬼は鬼舞辻 無惨を恐れるのか?
珠世:「あの男は臆病者です。いつも何かに怯えている。鬼が群れない理由、共食いする理由、それは、束になって自分を襲わないようにしているのです。」
愈史郎は珠世が術を使っているのに気づく。
彼女の左手から血が流れ、それがなんらかの影響を及ぼし始めていた。
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