彼方のアストラ(11)

ザック:「居場所が秘密のはずのアリエスが、B5班にいるのはなぜだ?」

シャルス:「恐らくセイラを暗殺した一味が、アリエスに王位継承権がいくことを恐れて、手を回したのだろう。だが、そうはさせない!一度失った命が目の前にあるんだ。アリエスは、王女セイラとして、復活させる!!僕が連れ帰る。」

カナタ:「ふざけんじゃねえ!!」

めずらしくカナタが吠えます。

カナタ:「アリエスはセイラじゃねえ!!この、バカ!!」

シャルス:「君にはわからない。王がどれだけ・・」

カナタ:「うるせえ!!王女の死を悲しんだのも、アリエスを見つけて喜んだのも、おまえ自身だろう?!」

カナタ:「アリエスを連れて帰った後、お前はどうなる?」

シャルス:「僕は、また宇宙に飛んで一人で死ぬ。」

シャルスを殴り飛ばして、カナタが言う。

カナタ:「それがお目の本音か?友達なら本音を言え!!」

シャルス:「わかってるさ。僕だっていっしょに旅をしてきたんだ。でも、どうしようもない。」

シャルス:「球体を操る装置は、いつでも出せるよう、スーツの左袖に隠していたんだ。」

カナタ:「えっ!?」

シャルス:「・・もうひとつ持ってる。」

そういうとシャルスは球体を作動させた。

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