ヘヴィーオブジェクト(11)ブライトホッパー

正統王国の第二世代陸戦専用オブジェクト、ブライトホッパーのエリートは、フローレイティアとなにかありそうだった。

クエンサー:「フローレイティアさんって、貴族だったんだ?」

ヘイヴィア:「その筋では有名な話さ。」

ヘイヴィア:「ブライトホッパーって?」

クエンサー:「常時7-800kmで走行し、レーザで兵器を統一した第二世代。無数のレーザーで敵の足を止め、主砲レーザで一気に粉砕するタイプ。ベイビーマグナムが3機でかかっても勝てないって話だ。」

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ヘヴィーオブジェクト(10)ババロア

クエンサー:「間違っていたら、ババロアだからね。」

金属反応にベイビーマグナムの攻撃を加えるミリンダ。

ミリンダ:「反応なし。」

フロレイティア:「馬鹿話はそれまで。総員。水中翼船で上陸し、ベースゾーン構築。」

出撃するクエンサーたちに、敵の攻撃弾幕が降り注ぐ。

クエンサー:「ひゃっほう!!!!ババロア!」

賭けはクエンサーの勝ち、ミリンダの負けです。

ヘイヴィア:「なんで、攻撃されているのに、満面の笑みなんだよ!」

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(6)本屋

今日は、ソフィア、ニコルと買い物に来ました。

アクセサリーショップで、お互いに合うアクセサリーを選んでいます。

最後に、

ソフィア:「ああ。一つ買い忘れたものを思い出しましたわ。使用人と行ってきますので。カタリナ様はお兄様とここにいてください。・・・・・お兄様、がんばってください。」

ソフィアはニコルを応援しているので、二人っきりにしてくれたのです。

にぶいカタリナは、当然、気づきません。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(6)夏休み/湖

男共は、ガチョウにビスケットを取られ、スカートを捲し上げて追いかけるカタリナのことを話しています。

キース:「姉さん!スカート!」

アラン:「少しは人の目を気にしろよ!」

ジオルド:「ははは。」

ニコル:「昔はそんな風に笑わなかった。」

ジオルド:「それは、あなたもです。あなたが笑うのは、彼女(カタリナ)の前だけですよ。」

ニコル:「そんなことは。。。」

その帰り、馬車でカタリナは寝むりこけてしまいます。

ジオルド:「キース。無防備すぎる。クラエス家ではどんな教育をしてるんだ?」

キース:「普通にマナーの教育を受けているはずなんですがね?」

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(6)夏休み/湖

湖にやってきました。ほんとうは、ジオルドとカタリナが二人で来るはずでしたが、いつの間にか、

カタリナ:「素敵ですねえ。」

ジオルド:「ええ。デートにはぴったりの場所ですが、こんな人数になるとは、思ってもみませんでした。」

そう、結局、いつもの仲良しメンバー、全員になってしまってます。

メアリ:「誘ってもらって、嬉しいですわ。」

メアリ:「(あやうく、抜け駆けされるところでしたわ。)」

メアリはカタリナが大好きで、ジオルドやアランにさえ、渡したく無いと思っているのです。

ソフィア:「カタリナ様と遠出できて、嬉しいですわ。」

ソフィアは親友の生まれ変わりなので、純粋にカタリナが大好きです。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(6)夏休み/湖

カタリナは、ジオルドと湖へ涼みに行きます。

ジオルド:「暑いね。」

カタリナ:「そうですねえ。(暑いのに、随分近いような??)」

いきなり馬車が止まって、キースがドアをあけました。

キース:「失礼!」

このシスコンの男は、カタリナが心配で、わざわざ社交界から帰ってきたのでした。

カタリナ:「はっ!!つまり、キースは私達とどうしても一緒に出かけたかったのね。」

・・全く判っていないカタリナちゃんです。

ヘヴィーオブジェクト(10)

1ヶ月後に、ノルマンディーでオブジェクト同士の模擬戦をすることになったミリンダは、ご機嫌斜めです。なぜって?そりゃ、ベイビーマグナムがかませ犬だからです。

ミリンダ:「ブライトホッパーって、知ってる?」

クエンサー:「レーザー系の武器を搭載した最新鋭機だ。もう完成したんだ?」

ミリンダ:「いやになっちゃう。」

クエンサー:「もし、金属反応じゃなかったら、おっぱいで型を取ったババロア作ってもらおうかな?もちろん、実演でね。」

ヘヴィーオブジェクト(10)作戦開始

クエンサー:「結局、マスドライバー財閥は、なんで、衛星のっとって、月面の別荘狙おうとしたんですか?」

フローレイティア:「この後のブリーフィングで話そうとしたんだけど、いま、彼らはイグアス方面に闘争中で、そこには正統王国のレーザー式の宇宙開発基地を建造中。」

そう。逆恨みされる可能性を考え、阻止に動いているのでした。


フローレイティア:「上陸作戦開始。目的は、逃げ込んでくるマスドライバー財閥の殲滅!」

ヘヴィーオブジェクト(10)ポールダンス

チキンを食べながら、ヘイヴィアがいきなりポールダンスの話をし始めました。前にミリンダが座っているのに。。

クエンサー:「棒にからまって、クネクネするんだろう?」

フローレイティア:「基本的には真鍮製の棒と、肌の摩擦で身体を固定しているだけよ。具体的にやると・・・」

フローレイティアが実演してくれます。(^_^)

フローレイティア:「こう。こーーーんな。」

クエンサー:「なんで、そんなに手馴れてるの?」

フローレイティア:「戦勝パーティーで、たまにかくし芸やる必要があるの。」

クエンサー:「ストッキングもなかなか。」

ヘイヴィア:「そりゃ、これだけの爆乳で、クネクネされたら。」

フローレイティア:「ちなみに、うちのお姫様も同じことが出るわよ。」

ミリンダ:「やってみようか?」

でもやったら、パイプが破損してしまいました。残念!!

ヘヴィーオブジェクト(10)フライドチキン

クエンサーは、ずーっと、フライドチキンを食べたいと言い張っています。

クエンサー:「フライドチキンが食べたい。」

ミリンダ:「食べられるよ。この空母シャルルマニュ号は、就航15周年だったらしく、そのパーティーに色んな食べ物を持ち込んだの。」

でも、パーティーは終っていました。

ヘイヴィア:「いや、良く見ろ!まだ、食い残しがある。」

ミリンダ:「残飯?」

二人:「ざんぱん、言うな!」

フォローレイティア:「フライドチキンなら、ここにあるぞ。」

クエンサー:「フォローレイティアさん!!」

大喜びのクエンサーでした。

ヘヴィーオブジェクト(10)日光浴

今回、フローレイティア少佐の部隊が追うのは、マスドライバー財閥です。

クエンサー:「マスドライバー財閥って、なに?」

ヘイヴィア:「その名の通り、世界最高のマスドライバー建造技術を持った、お金持ちの集団だ。」

クエンサー:「今回のフローレイティアさん、時間掛けて作戦練ってるみたいだけど、そんなにやばい連中なの?」

ミリンダ:「政治的に複雑なの。」

クエンサー:「なんで、日光浴に特殊スーツ?」

ミリンダ:「スペースシャトルより、お手軽なんだって。」

そういう、ミリンダを見ていて、クエンサーがつぶやきます。

クエンサー:「これはこれで。」

ミリンダ:「ん?」

怪訝に思ったミリンダと、目が合って、ドギマギするクエンサーです。クエンサーの視線は、全てミリンダの身体に向いていました。

(^_^)

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(10)禁スレイヤー

ダグウエポンの調整を始めたヴィレム。そこへお弁当を持ってクトリがやってきました。

クトリ:「これは君の分。」

ヴィレム:「秘書官なんて、方便なんだから、なにもそこまで。」

クトリ:「私が何もしなかったら、君が本当に、役立たずの愛人を連れ込んだと思われる。」

ヴィレム:「気にすることねえだろ?」

クトリ:「私が気にする。」

—————————————-

ヴィレム:「ん?」

クトリ:「どうしたの?」

ヴィレム:「ノフトの剣、壊れていない。デスペラティオは禁スレイヤーだ。同属しか殺せない剣だ。つまり、人間が人間を殺すためだけのために作った剣だ。」

クトリ:「ノフトは、それで獣と戦ってる。」

ヴィレムは、そこで気づきます。

なぜ、人間しか殺せない剣で、17種の獣が殺せるのか。

ヴィレム:「まさか!?そんな・・・。それじゃ、クトリ達を苦しめているのは。。」

倒れたヴィルムをクトリが心配します。

クトリ:「ヴィレム!!大丈夫?」

ヴィレムはクトリを抱きしめて、言います。

ヴィレム:「お前いい女だな。結婚してくれ。お前を幸せにしてやる。」

クトリ:「うん。私も君から離れない。ずっと一緒だよ。」

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(10)調査隊

その頃、遺跡に入っていた調査隊は、資料にないものを発見していました。(神の骸です)

と、一人が後ろに気配を感じます。

隊員:「んっ??あっ!!」

彼が見つけたのは、かにの鋏のようなものを持ち、たこの足のような触手を持つ、17種の獣の一匹でした。

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(10)料理

クトリの料理は、物凄く評判になり、誰もがとりこになってしまいます。

兵士1:「こんな美味いスープ、いつ以来だろう?」

兵士2:「秘書官殿。お代わり下さい。」

ラーン:「ぴりりと胡椒が利いて、口の中に広がる豊潤さ。クトリ、いつの間に腕を上げたの?」

ネフレン:「愛の力。」

グリック:「何、ムッとしてるんだよ。俺のクトリが取られるかもしれない・・か?」

ハト:「色男の2位技官殿。秘書官殿を幸せに。」

犬:「いい嫁さんになるぜ。」

猫:「不幸にしやがったら、わかってますよね?」

一人になったヴィレムは、

ヴィレム:「何がいい嫁さんになるだ。そんなの言われなくなって。。言われなくたって、なんだよ???」

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(10)リーリア

エルクの中のクトリは、結界を破って飛び込んできた勇者リーリアの姿を見る。

その手には聖剣セニオリスが握られているが、これこそ、クトリが持って戦った剣。

でも、クトリの前世はエルクであり、セニオリスに倒された星神。

物凄いしがらみが感じられます。

リーリア:「あんたを倒して、好きな人を救う。じゃあね。おやすみなさい。」

リーリアが好きな人はヴィレム。彼のためにセニオリスを使ってエルクを殺した。そのせいで、500年後クトリが生まれた。クトリはセニオリスを使い、前世の記憶である、エルクに近づきつつ、ヴィレムを愛している。複雑です。

ヘヴィーオブジェクト(9)結果

勝手なことをして、フローレイティアに説教を受ける二人ですが、

フォローレイティア:「まあ、正規の作戦じゃないから。で、お嬢様も反応は?」

ヘイヴィア:「超、嬉しそうでした。」

フローレイティア:「そう。なら、これ以上聞く必要もないわね。」

その夜、

お嬢さま:「なぜですか?」

ヘイヴィア:「ウインチェル家とヴァンダヴィルド家は、お互いを滅ぼしたいと思うほどいがみ合っている。俺は家督をついで、そんな歴史に終止符をうつ。それまで待ってろ!」

この二人はロミオとジュリエットなのですね。(^_^)

ヘヴィーオブジェクト(9)テロ

テロリストは遠隔地から、この探査ロボットを経由して、衛星をハッキング、搭載しているレーザーを照射するつもりだった。

クエンサー:「ターゲットは、月面にある、特権階級の別荘地帯だ。テラフォーミング実験のブラインドネットを破壊するつもりだ。」

フローレイティア:「心配しなくて良いいわ。狙われているのは、資本企業軍の少将。正統王国でも、何度か暗殺しようとしたけど、失敗している。テロリストが勝手に殺してくれるなら、ありがたい。」

照射まであと1分30秒少々で、クエンサーが気づきます。

クエンサー:「ヘイヴィアの婚約者って、世界で一番地上の争いから遠い、別荘地って、言ってなかったか?」

ヘイヴィア:「まさか!」

すぐ電話すると、

お嬢様:「あら、ヘイヴィア様の方から連絡なんて、珍しい。」

ヘイヴィア:「今、どこにいる?」

お嬢様:「月面のロックキャッスルという別荘地ですわ。」

ヘイヴィア:「あわーーーーー!!」

お嬢様:「なんですか?そのストレートな申し出は。私、そういう申し出は嫌いはないです。」

ヘイヴィア:「ということは、貴族のお嬢様を巻き込んでも、軍上層部は少将を殺したいのか?」

クエンサー:「フローレイティアさんは、知らないんじゃないか?おーっと、手が滑ったといって、やっちゃって!あと30秒ないぞ。」

ヘイヴィア:「おっとお!手が滑った!!」

お嬢様:「気持ち悪いですね。さっきから、何をやってるんですの?」

二人:「コンビでヒーローやってます。」

タイマーの残り時間は1秒でした。(^_^)007みたいですね。

ヘヴィーオブジェクト(9)援護

お姫様の援護で、地盤に固定したワイヤの破損を狙ったことで、レールガンの反動を抑えられなくなった敵は、全て使用不能になってしまったのです。

そして、温泉に足湯としてつかる二人ですが、そばで探査用ロボットを発見します。そして、それは動いていました。

ヘヴィーオブジェクト(9)観測所

南極にある敵の観測所を見つけたクエンサーとヘイヴィア。

クエンサー:「あったかいな。」

ヘイヴィア:「温泉がある。あとは美女さえいれば。。。」

と言ったとたん、雪の下から砲が登場した。

クエンサー:「オブジェクトに搭載するレールガンだ。ここには、あれを動かせる動力炉があるってことだ。」

ヘイヴィア:「敵はオブジェクトもってるのか?」

ミリンダ:「安心して。それらしき影はない。」

暑くて、ブラだけのミリンダが援護をしてくれることになったのです。

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(10)地震

兵士1:「また地震だ。」

兵士2:「ここんとこ大きいのが多いな。」

掃除の手を止めて話しています。

その後ろで、クトリだけは、エルクの記憶に侵食されていました。

クトリ:「・・リーリア。」

そう。リーリアとは、ヴィレムの勇者チームで、勇者を務めていた、妹弟子の女の子のことです。彼女もヴィレムが好きだったのですが、ヴィレムのために、星神のエルクと相打ちになったのでした。

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(10)掃除

一方、艦に残ったクトリは、秘書官というよりお掃除屋さんのように働いていました。

クトリ:「よし!!」

兵士達も、クトリの可愛さと健気さ、一生懸命さに負けたのでしょう。ヴィレムが戻ってきたときには、皆でお手伝いしていました。

兵士:「姉さん。こっち終りました。」

クトリ:「ありがとう。」

ヴィレム:「無理するなって言ったのに・・・・」

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(10)記憶

ここは500年前のヴィレムの故郷なので、昔の思い出がありました。

今は遺跡ですが、500年前はヴィレムの大切な家族が暮らしていたのでした。

特にヴィレムのことを「おとうさん」と呼んでいたアルマリアのことを思い出すと、苦しくなるのです。(実質は義妹というより、将来の奥さん候補だったようです。)

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(10)まさか

グリック:「まさか、お前が来るとはなあ。」

ヴィレム:「まさか、お前がいるとはな。」

グリックはネフレンを見て、

グリック:「こりゃまた、可愛いらしい。ノフトとラーントルクには?」

ヴィレム:「もう会った。」

グリック:「おめえの言うとおり、良い娘達だな。妖精ってのは。」

ヴィレム:「嫁にはやらんぞ。」

グリック:「また後でな。お嬢ちゃんも。」

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(10)まるで私達と

クトリ:「生物兵器ということは、戦うために生み出された。まるで私達と同じ・・・」

ヴィレム:「詳しいことが判らなくても、自分たちを苦しめる憎い敵だ。そうだろう?」

ラーン:「わたしは、本当のことを知りたいだけです。」

ノフト:「あたしは、あんたみたいの、嫌いじゃないぞ。」

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(10)

5人はデッキに出て、さらに話します。

ラーン:「人間はそんなスピードで、どうやって17種の獣を増やしたんでしょうか?」

ヴィレム:「詳しくは知らないが、生物兵器の一種だと聞いている。」

クトリ:「生物兵器?」

ラーン:「ならば、素体となる生き物がいたはずですよね?人間は、一体なにから獣を生み出したのでしょう?」

ヴィレム:「さあ?」

ラーントルクの鋭さに比べて、ヴィレムの暢気さが際立ちます。

でも、気づくのに、もうそんなに時間は必要なさそうです。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(6)夏休み/昼寝

キースとカタリナは仲良しなので、木陰の芝生の上で、うたた寝してしまいます。

キース:「姉さんがそばにいてくれるから、悪夢さえ見なくなった。」

義理の姉弟なので、キースは口にしませんが、カタリナのことを愛しているのです。寝ているカタリナに思わず触れようとしますが、そこはそれ!カタリナなので、突然、目覚めます。

カタリナ:「ところてん、食べたい!」

キース:「なに?それ??」

カタリナ:「この世界にはなかったっけ??」

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(6)夏休み

カタリナの母親が、メイドのアンと話しています。

母:「アン。カタリナの世話、ありがとう。大変だったでしょう。あの娘は頭を打ってから、変わってしまった。わがままだった昔より問題児になってしまったわ。」

アン:「ですが、お嬢様のおかげで、メイド長も庭師も打ち解けてくれました。お嬢様の前では、とても楽しそうにしています。」

母:「スラエス家が明るくなったのは、あの娘のおかげ・・・・だけど、カタリナ!!!!」

畑仕事をするカタリナを叱り飛ばすのでした。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(5)キャンベル家

マリアの家は、魔力を持つマリアが生まれたため、貴族との不倫を疑われた挙句、崩壊していました。

でも、母親は、カタリナのためにお菓子を作るマリアを見て、小さい頃を思い出します。

そして、特別視されないようにがんばったマリアが、やっと友達を作ったことを喜びます。

二人で作ったお菓子を喜んで食べたのは、カタリナとキースでした。

カタリナ:「マリアの作るお菓子は、最高ね!」

そして、カタリナとキースが帰り際、母親が言います。

「これからも、娘をよろしくお願いいたします。」

カタリナ:「もちろんです。こちらこそ、よろしくお願いいたします。」

やっと、母娘のわだかまりが解けた瞬間でした。

ヘヴィーオブジェクト(9)暑い

ミリンダ:「暑い。クエンサー、エアコンのメンテ、しくじったでしょう?誰も見てないから、スーツ、脱いじゃおうかな?どうせ、高速戦闘なんて、起こらないだろうし。」

無線で、独り言が筒抜けです。

クエンサー:「それは、イマジネーションで俺たちの体温を上昇させようという配慮なのか?」

ヘヴィーオブジェクト(9)可愛い系

ヘイヴィア:「お姫様の援護は?」

ミリンダ:「その位置だと、あなたたちごと焼き払うことになる。それでもいい?オーバー。」

ヘイヴィア:「くそ。くそ!」

クエンサー:「まずい!ペンギンだ!!」

ペンギン通行中は、敵も味方も発砲中止です。癒しの時間です。

ヘイヴィア:「大自然を前に、敵も味方もない。」

クエンサー:「今、心が一つになった。」

でもペンギンが通り過ぎると、戦闘再開です。

ヘイヴィア:「分かり合えたのは一瞬だけか。」

ヘヴィーオブジェクト(9)可愛い系

ヘイヴィア:「どうせ、南極なら、ペンギンとか、可愛い系がいいな。」

クエンサー:「こんな、何もないところに地対空ミサイルなんか配置して、テロリストは何を考えているんだ?」

フローレイティア:「それを調べるのが、お前たちの仕事。無理に交戦しなくとも良い。」

ヘイヴィア:「強襲揚陸艦で、暖かいココア飲んでる上官には俺たちの気持ちはわかんねーかもしれないけど。」

と、そこへテロリストの攻撃が始まった。

ヘイヴィア:「人数は7-8人か?」

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(10)悶えます

到着して、ヴィレムが一番初めにしたのは、妖精の門を使いすぎて、中毒になっている二人へのマッサージです。

ノフトはまだ良かったんですが、ラーントルクのほうが、妙に色っぽい。

ラーン:「いったい、何の真似です??」

クトリ:「大丈夫。」

ラーンのもだえ方が色っぽくて、

ネフレン:「邪念を感じる。」

クトリも、自分のことを棚にあげて、嫉妬心、メラメラです。

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(10)

ネフレン:「久しぶりね。ラーントルク。無事でよかった。」

ラーン:「あなた達もね。でも、クトリ、その髪は?それと、あなたは?」

ヴィレム:「ヴィレム・クメシュ。妖精倉庫管理官だ。」

ラーン:「印なしですのね。ナイグラートと同じく、トロールですか?」

ノフト:「ナイグラートの旦那か?」

ヴィレム:「人間だ。」

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(9)出発

いよいよ、救助隊の出発の日です。

クトリ:「行ってきます。」

とはいうものの、

クトリ:「ゆっくりと、記憶が欠けて行く。人格がこぼれていく。」

アイセア:「約束っすよ。無理はしないって。」

でも、クトリは子供達のことが、半分以上わからなくなっています。

クトリ:「この壊れかけの自分は、クトリと呼べるの?」

クトリは妖精倉庫には戻って来れません。ヴィレムやネフレンも、これがみんなとの別れになります。

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(9)降雪祭

降雪祭に合わせて、いつぞやの市長の娘から、妖精倉庫にプレゼントが届きました。

ヴィレムはクトリをみて、言葉を失いますが、

アイセア:「技官。言葉は後じゃ駄目なときがあるって、死ってますよね?」

ヴィレム:「おい。クトリ。凄く綺麗だ。」

クトリは少し照れながら。

クトリ:「でしょ!!」

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(9)クトリ

クトリとヴィレムは、遭難した調査隊のいる場所の地図を見ています。

クトリ:「ここって、君の故郷なんでしょう?」

ヴィレム:「500年前のな。今の俺達が帰る場所は、ここだろ?」

クトリ:「そうだね。ねえ、どんな街だったの?美味しい食べ物有った?好きな人、いた?」

ヴィレム:「それは個人的興味だろう?」

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(9)クトリ

クトリは、前向きに何かをやろうとしています。

クトリ:「君のやっていたことを、教えてくれない?剣の調律とか、前にやってくれたあれ・・・。」

ヴィレム:「マジで、どうした?」

クトリ:「最近、忙しそうにしていて、あんまりかまってくれないから。ほら。教えてもらっている間は、一緒の時間をすごせるし。」

ヴィレム:「お前なあ。どっちも、すぐに習得できるものじゃない。気負いすぎるな。お前がどうであれ、俺は無理させるつもりは無い。」

クトリ:「無理なんて・・」

ヴィレム:「今も記憶がなくなり続けているんだろ?」

クトリ:「ばれてた?見ててくれたんだ。」

ヴィレム:「けど、ラピデムシビルスが手に入れば心配しなくて良くなる。」

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(9)ノフトとラーントルク

なかなか来ない救助隊を待つノフトとラーントルク。ラーントルクは、まだ発掘された本を解読しています。

ラーン:「人間。地上による・・・」

まあ、「人間が地上を滅ぼしてしまった」と書いてあるんでしょうね。

それを知っているのは、大賢者とイーボンキャンドルだけですが。

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(9)侵食

アイセア:「今のクトリは、どう、生きていたいんですか?」

アイセア:「クトリ。技官には黙っておくんですか?」

クトリ:「うん。こんな事言っても、心配かけるだけだし。悲劇のヒロインになりたいわけじゃない。そうか。今の私は、いつもどおりに、あの人と一緒にいたいんだ。」

アイセア:「その、恋してますっていううざいの、クトリっすね。」

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(9)侵食

アイセアは、すでに侵食された後であることを話してくれます。

つまり、本当のアイセアは消滅していて、侵食してきた人格が現在ということです。彼女は30年前に死んだ妖精の生まれ変わりでした。

アイセア:「目覚めた女の子のほうも、戸惑ったんです。死んだと思ったら、見ず知らずの場所で、赤の他人になっているんですから。」

アイセア:「幸い、消滅するまでの日記が残っていました。」

今のアイセアは、当時のアイセアを演じていたのでした。

アイセア:「当時は死んでしまおうとも考えましたが、あたしにできることはアイセアを誰にも知られずに引き継ぐことと、決心しました。」

クトリ:「そう。そうなんだ。」

ヘヴィーオブジェクト(9)南極

ヘイヴィア:「・・マジかよ。南極だぜ?」

なんと、クエンサーとヘイヴィアは、いきなり南極まで飛ばされました。

フローレイティアが説明するには、南極のロス海上空を飛行した友軍機がミサイルで迎撃されたらしい。

フローレイティア:「南極での作戦には、こっちもオブジェクトを使えない。20万トンよ。氷の上に乗せたら、氷を破っておこちちゃうかもしれない。二人には、部隊より先行してテロリストと戦ってもらうのよ。」

ヘヴィーオブジェクト(9)ヴァンダービルド

ヴァンダービルド:「ヘイヴィア様。木箱の上に、怪しげなパッケージがおきっぱなしです。」

ヘイヴィア:「任務中に何の用だ?」

ヴァンダービルド:「用がなければ会話しちゃいけませんの?そもそも、婚約者同士が、一日でも言葉をかわさねーほうが、不自然なのです。」

クエンサー:「婚約者??」

ヴァンダービルド:「しっかし、その部屋は、なんなんですの?ウィンチェル家は内職で跡継ぎを決めるんですの?」

ヘイヴィア:「こっちにも色々あるんだよ。安全国で紅茶を飲んでいるお嬢様にはわかんねーかもしれねえが。」

ヴァンダービルド:「確かにそうかも。私、この世で一番争いごとから遠い別荘地に遊びに来ていますの。国旗の色など、関係ない場所ですわ。」

いきなりフローレイティアがやってきた。

フローレイティア:「クエンサー。ヘイヴィア。次の仕事だ。」

ヴァンダービルドに向かって、

フローレイティア:「お借りします。」

ヴァンダービルド:「ええ。死なない程度にしごいて、さっさと武勲を立てさせてくださいな。」

ヘヴィーオブジェクト(9)ヴァンダービルド

仕事に飽きたヘイヴィアが何かを見つけました。

ヘイヴィア:「クエンサー!お宝だ。」

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ジェシカ:「このジェシカ様が、お前達を一人前の男にしてやる!!」

ヘイヴィア:「なぜだか効率がいい。手が勝手に動くぞ!!」

ジェシカ:「さっさと手を動かせ。1秒でもこのジェシカ様を退屈させるな!」

クエンサー:「はい!ジェシカ様。」

ジェシカ:「もっとだ。。」

そのとき、ヴァンダービルド家のお嬢様がTV会議で入ってきました。

ヴァンダービルド:「いったい、何をしてやがるんですの?」

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(5)キャンベル家

マリアが不在だったので、待たせてもらうカタリナ。

やがて、マリアが帰ってきて、

マリア:「カタリナ様にキース様。どうして?」

カタリナ:「遊びに来ちゃった。」

キース:「お休みの日にすみません。」

マリア:「お休みの日に会えて、嬉しいです。」

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(5)見学

次の休み。将来のために本物の農家を見学したカタリナと、付き添いのキース。その帰り、たまたまマリアの家がある街の近くを通りかかったものだから、カタリナが、

カタリナ:「マリアに会いたい!」

と言い出し、寄っていくことにします。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(5)攻略対象の進捗

とはいえ、カタリナは攻略対象の進捗を確認しておかないと、破滅フラグを回避できなくなることもありますので、マリアに聞くこととします。ガールズトークで、恋ばなです。

カタリナ:「ねえ。マリアは誰が好きなの?」

マリア:「わたしは・・・カタリナ様をお慕いしております。」

メアリ:「わたしもです。」

ソフィア:「わたしもです。」

カタリナ:「・・はっ??みんな、ありがとう。とても嬉しいけど、今聞きたいのは、そういうことじゃなくて。」

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(5)また脳内会議

カタリナ:「そういえば、ゲームであったわね。ゲームのカタリナも同じようなこと、やってたわ。カタリナと手下が魔法で、マリアを苛めてたのよ。そこで、キースが助けに入って、キースとマリアは恋に落ちるのよ。」

脳内会議:「ここのキースがゲームでは遊び人なのよ。」

脳内会議:「ということは、またイベント横取りか??でも、そのほうがいいかも。二人がうまくいくと、カタリナは破滅だから。すごいぞ!!」

カタリナは寝言で言っています。

カタリナ:「すごいぞ。」

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(5)マリア

カタリナ:「マリアちゃん、大丈夫?」

でも、マリアは泣いていました。

マリア:「クラエス様。私の名前・・」

クラエス:「あ。ごめんね。」

マリア:「むしろ、ちゃん付けではなく、”マリア”と呼んでください。」

マリア:「わたしも、”カタリナ様”とお呼びしてもいいですか?」

カタリナ:「好きに呼んで。友達だから。」

そこで、またマリアは泣き出してしまいました。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(5)相談

カタリナはキースに相談しました。

カタリナ:「どうすれば、キャンベルさんを守って上げられるかな?」

キース:「姉さんと僕が、できるだけ一緒にいれば、そうは嫌がらせできないと思うよ。」

カタリナ:「それだ!自分からどんどん動いて、生徒会以外の場所でも一緒にいられるようになればいいんだ。」

そこで、お昼ご飯に誘おうとすると、マリアはまた苛められていました。

カタリナ:「あなた達、言いがかりはよしなさい。テストは、まりやちゃんの努力の結果なの。それはそれは努力してるの。あなた達、こんなこと続けてると、破滅するわよ!」

こうやって、カタリナは自分の破滅フラグを一つづつ、へし折っているのです。それに、怯えていたマリアの目が、カタリナを見つめるときは、違いますね。これは・・・(^_^)

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(5)脳内会議

脳内会議:「実はマリアさんは、他の貴族から嫌がらせをうけているみたいです。それは大変だわ!前に一度ありましたけど、あれは氷山の一角に過ぎなかったのですね。では本件はなんとかしましょう。異議なし!!」

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(5)脳内会議

今回のカタリナ脳内会議は、マリアともっと仲良くしたい・・です。

生徒会室ではマリアや会長と親しくお話できますが、それ以外での接点が殆どないためです。

カタリナ:「マリアとはもっと仲良くしたいわ。生徒会室以外では、距離をとられている気がします。」

廊下ですれ違うときに、カタリナが気安く声をかけても、お辞儀するくらいなのです。

カタリナ:「まあ、しかないかも。カタリナを含めて、皆この国の最高峰の身分。ゲームでは高感度を上げるために、マリアちゃんに、せまるのだけど、誰もぐいぐいいってくれないのよね。一番高感度高いのがカタリナだから。」

ヘヴィーオブジェクト(9)空母

今回は珍しく空母に乗船しています。でも、手持ちぶさた(というか、仕事がない)ヘイヴィアとクエンサーは、手動で弾創に弾詰めをさせられていました。

ヘイヴィア:「俺らなんでこんなことしてるんだ?フライドをとっつかまえたのに。」

クエンサー:「数々の命令違反でチャラだって。」

そのころ、フローレイティアはTV会議です。

ヴァンダービルト:「では、ヘイヴィア様は生きてらっしゃるのですね?」

フローレイティア:「名高いウインチェル家の嫡男ですから、ほんとうに危険な戦場には出せません。」

この可愛い娘は、貴族で、しかもヘイヴィアの婚約者です。

(^_^)

ヘヴィーオブジェクト(8)掃討作戦

お姫様は、クエンサーの情報で、イグザクトジャベリンを一撃で葬ります。

ミリンダ:「このこは旧世代だけど、実戦経験は上。」

部下:「イグザクトジャベリン、撃破されました。」

フライド:「ばかな!たかが第一世代に。」

フライドは、ヘイヴィアの一撃で倒されます。

ヘイヴィア:「だから言ったろ!0.5世代に俺達が勝ったら、てめえは終わりだって!」

ミリンダがクエンサーに肩を貸しています。クエンサーがそばにいると、ミリンダが笑うようになりました。

ヘヴィーオブジェクト(8)掃討作戦

フライド評議委員:「テスト中の事故として処理しろ!第二世代のイグザクトジャベリンは、準備動作を徹底して隠蔽することで、敵AIの予測を邪魔する。」

そこへフロレイティアが現れた。

フローレイティア:「報告させていただきます。あなたが部下の軍事行動に介入した通信の件です。」

フライド:「現場指揮官の君にはわからんだろうが、あの二人はバランスを崩す。」

フローレイティア:「子供の面倒は最後まで見たいの。ぎゃあぎゃあ言うな。ここでお前の止めを刺す。」


お褒め様とイグザクトジャベリンの戦闘を分析していたクエンサーは、

クエンサー:「レーザーは直進している。偏向しているだけだから、パターン補正データを送る。大丈夫。お姫様ならできる。」

ミリンダ:「うん!」

ヘヴィーオブジェクト(8)掃討作戦

フローレオティア:「戦略目標の喪失により、これよりわが軍は掃討作戦に移行する。」

同盟している情報同盟軍も、同意する。

レンディー・ファロリート中佐:「これじゃ、後ろから撃つわけにも行かないでしょ。」

おほほ:「わたし、あんな時代遅れのオブジェクトより、面白いもの見つけましたわ。」


ヘイヴィア:「おい。生きてるか?」

クエンサー:「なんとか。」

ヘイヴィア:「お互い、しぶといな。」


その頃、フライド評議委員のところでは、

部下:「敷地内にオブジェクト侵入を確認。ベイビーマグナムです。」

フライド:「こちらの第二世代を出せ。」

いよいよ、正統王国軍同士で戦うことになります。

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(9)まだクトリ

クトリ:「どうしよう?わたし、このままじゃ・・・(エルクになる)。」

そこへやってきたのはアイセアです。

クトリ:「アイセア。」

アイセア:「そう。わたしはアイセア。で、あんたは誰すか?」

クトリ:「クトリ・ノタ・セニョリス。」

アイセア:「まだ、クトリっすね。」

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(8)事故

そこで事故が起きます。屋上の柱に登っていた子供が、落ちたのです。

ヴィレム:「間に合え!」

ヴィレムが勇者の力で、瞬間移動を試みますが、遅れて門の力を発動させたクトリが一気に追い抜き、間一髪、間に合います。

ヴィレム:「クトリ!」

クトリ:「そんな、泣きそうな声ださないの!大人でしょ!」

でもクトリは能力を使用したため、目の色が侵食を表していました。

ヴィレム:「クトリ!お前はもうレプラカーンじゃないんだぞ!」

クトリ:「それは君も同じでしょう?私は平気。」

しかし、子供とお風呂に入っているとき気づきます。侵食が進んで髪が赤くなっています。それはまるで、

クトリ:「エルク。」

そう、エルクになりかかっていました。

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(8)流れ星

その夜は、流れ星が沢山有りました。

子供たちは皆喜んでいます。

星を見ているヴィレムの横に、恥ずかしそうにヴィレムを見るクトリが近づいてきます。ヴィレムに手を握られたクトリは、恥ずかしそうに、嬉しそうに、ちょっと驚いて見つめていました。

ヘヴィーオブジェクト(8)勝利

敵0.5世代オブジェクトは、漏電によって破壊された。

フローレイティア:「聞け!兵士諸君。たった今、敵オブジェクトの破壊を確認した。敵指揮官も死亡した模様。」

ミリンダ:「少佐。わたし・・」

フローレイティア:「直ちに友軍の応援に廻れ!!」

そして、個人通信で、フローレイティアはミリンダに連絡する。

フローレイティア:「約束したんでしょ?」

ミリンダ:「うん。」

ヘヴィーオブジェクト(8)暴走

作戦は、コンデンサの電力を、フォークリフトでケーブルを運んで、敵オブジェクトに繋げるものでした。でも、敵イブジェクトのセンサが、エネルギーを検知したのです。

砲撃によって、クエンサーが負傷しました。

クエンサー:「逃げろ、ヘイヴィア。」

ヘイヴィア:「やってやる!命がけの達磨さんが転んだを。」

フォークリフトの先端にケーブルをつけて、オブジェクトへ突っ込みますが、ヘイヴィアも負傷してしまいました。

クエンサー:「急いで給水塔へ登れ!給水パイプにミサイルをぶち込んで、破壊する。」

膨大な水によって、漏電した巨大電力が、敵オブジェクトに襲い掛かりました。

ヘヴィーオブジェクト(8)このままいても

敵オブジェクトのベースへもぐりこんだ二人ですが、異変に気づきます。

クエンサー:「静かだな。人の気配が全然無い。」

ヘイヴィア:「普通は生身の兵隊がいるんだが。・・なんか、変な匂いがしないか?」

敵兵は、全滅していました。しかも感電死です。オブジェクトを電気的に立ち上げようとして、全滅したのでした。

クエンサー:「弱点はそのままだ。もう一度、膨大な電力を敵オブジェクトに送り込めれば、システムを破壊できる。」

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(8)クトリの様子が

ヴィレム:「今朝、クトリの様子が少しおかしくてな。」

ナイグラート:「えっ??」

ヴィレム:「・・・・で、追い出すに決まってるって答えたら、”ネフレンは良くて私は駄目なのか!”といわれると思ってたんだが。」

ナイグラート:「ははは!あなた察しが悪いわけでもないのに、不器用よね。あの娘は、私と同じ扱いをされたから、嬉しかったのよ。あの娘が一番警戒している、恋のライバルは、わたしだから。私と同じってことは、女として見られているってことだから。」

ナイグラート:「あなたを男として高く評価しているのは確かよ。私なら種族が近いから、血がつながった家族を作れるし。クトリに幸せになって欲しいから、積極的にはでないけど。」

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(8)愛人

言うなよって、言ったのに、アイセアはクトリに話したようです。(絶対、面白がってます。)

クトリ:「ネフレンと寝てたんですって?!

ヴィレム:「どいつも、こいつも・・。大人と子供が一緒に寝てたところで、何の問題がある?」

クトリ:「言うほど、歳、離れてないでしょう?」

ヴィレム:「若く見られるが、俺が生まれたのは、500年前だ。」

クトリ:「君なら気配で気づけるでしょう?」

ヴィレム:「俺が気づけるのは、敵意だけだ。殺意の無い奴までは、わからない。」

クトリ:「それがナイグラートなら?」

ヴィレム:「2秒以内に窓から捨ててる。」

クトリ:「ネフレンと違うじゃない。」

ヴィレム:「敵意は無くとも害意はある。食べたいといっている奴と一緒に寝られるか!!」

クトリ:「じゃ、私だったら?」

ヴィレム:「それは、追い出すに決まってるだろう。」

クトリ:「これからはしっかりしてよね。」

そういい残して、行ってしまいました。これはご機嫌なのです。

クトリだけ、ナイグラートと同じ扱いだからです。(^_^)

大人と見てくれたからですね。

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(8)愛人

ヴィレム:「まあ、それで良しとするか。お前と離れたくねえのは、俺も同じだしな。」

クトリ:「ねえ!それ凄く嬉しいけど、プロポーズとかじゃないんだよね?」

ヴィレム:「当然だ。」

それ以来、一層ご機嫌のクトリ。厨房で独り言です。

クトリ:「離れたく無いのは、俺も同じ・・か。」

—————————————–

昼寝しているヴィレムにアイセアがやってきました。

アイセア:「ちょいと、技官。」

ヴィレム:「アイセアか。」

アイセア:「徹夜で何を調べてたんですか?」

ネフレン:「ダグウエポン ラプデムシビスル。クトリの侵食を止められるかもしれない。」

アイセア:「脈ありだったんすか?」

ヴィレム:「脈なら、初めからな。多少若くても、可愛い女の子なら。それでも受け入れるわけに行かないから、必死で突き放している。本人は言うなよ。」

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(8)愛人

ヴィレム:「アイセアを連れて行く。留守番、よろしくな。」

クトリ:「私も行く。帰りを待つだけは、嫌なの。」

ヴィレム:「今のお前は、妖精じゃない。無理だ。」

ですが、護翼軍の許可が下りたのです。

クトリ:「無理じゃなかったね。」

ヴィレム:「ああ、そうだな。なんで、許可が下りたのか、判らないのか?」

クトリ:「二位技官の紹介?」

ヴィレム:「違う。士官は、愛人を秘書と連れて行くことがあるんだと。お前は俺の愛人だと思われたんだよ。」

クトリ:「それもいいかも。」

もっとご機嫌になってしまったクトリです。

ヘヴィーオブジェクト(8)賭け

クエンサーとヘイヴィアの邪魔をするのはフライド評議委員だった。

フライド:「オブジェクトで決まる戦争を壊しているのは、君たちだ。」

クエンサー:「俺達が0.5世代に負けたら、あんたの天下。」

ヘイヴィア:「俺達が勝ったら、お前はおしまいだ。」

二人は、基地内に侵入して、オブジェクトを破壊にかかります。

ヘヴィーオブジェクト(8)こっちだ

クエンサーはタナミ砂漠に本命がいることを連絡するものの、多国籍軍は動いてくれない。

クエンサー:「妨害されている。」

TOP:「極度に混乱した独断だ。タナミへの派遣は認めない。」

ミランダ:「クエンサーが独断?そんなはずがない。」

おほほ:「上官の命令は絶対ですわ。」

ベイビーマグナムとラッシュが対峙、一触即発です。

初めておほほの映像が入ります・

おほほ:「おほお。わたしは正統王国軍のオブジェクトを調べてこいとも命令されているのです。けんかを売っても良いのですよ。」

ヘヴィーオブジェクト(8)タナミ砂漠へ

タナミ砂漠へやってきた、クエンサーとヘイヴィア。

ヘイヴィア:「ここ、タナミ砂漠だよな?」

クエンサー:「2年もあれば、森を促成栽培できるって。それより、急ごう。うちのお姫様がダミーにはまる前に。」

クエンサーの予想があったのです。オセアニア軍事国家の0.5世代オブジェクトが稼動しています。

ヘイヴィア:「やっぱり、こっちが正解か?」

クエンサー:「ああ。オセアニア国唯一のオブジェクト0.5世代だ。」

その試射ですが、0.5世代とはいえ、森を焼き払い、山を変形させる威力です。

ヘイヴィア:「慣らし運転で、これかよ。」

ヘヴィーオブジェクト(7)タナミ砂漠へ

クエンサーは小さなエネルギー源があるとう情報より、タナミ砂漠に敵オブジェクトが隠れていると推測する。

クエンサー:「俺達だけで確認に行こう。」


オブジェクトの中では、おほほとお姫様が話しています。

おほほ:「あのオブジェクトに詳しい殿方は来ていないんですの?」

その時、クエンサーの通信が入る。

クエンサー:「グレートサンディ砂漠のは試作実験炉だ。俺達はタナミ砂漠に行く。」

その通信は正統王国だけでなく、情報同盟の指揮官も聞けるOPENチャンネルでした。

ヘヴィーオブジェクト(7)予測

クエンサーとヘイヴィアは、十数か所ある候補地から、なんとか敵オブジェクトを見つけ出そうとしていました。

クエンサー:「敵オブジェクトが確認されたのは、2年前が最後だ。遺伝子改造した植物なら、それでジャングルにできる。」

ヘイヴィア:「それで移動の痕跡を消せるな。」

クエンサー:「ここ2年で森が発生したポイントは3箇所だけだ。このどこかにオブジェクトはいる。」

その頃、正統王国軍はグレートサンディ砂漠でエネルギー反応を確認したことから、オブジェクトはそこにいると判断していた。

クエンサー:「いままで慎重だったのに、なぜ今? そうか、試作実験路で目くらましだ。20万tを動かすエネルギーだぞ。下手したら、うちのオブジェクトが吹っ飛ばされる。」

ヘイヴィア:「やべえぞ。お姫様たち、出撃しちまった。」

そことき、おほほのラッシュとお姫様のベイビーマグナムはグレートサンディ砂漠に向けて爆走していました。

ヘヴィーオブジェクト(7)虐殺まで

ヘイヴィア:「オセアニアの虐殺が始まるまで、どのくらいかかると思う?」

クエンサー:「インパクトを狙うなら、村を襲うだろう。」

フローレイティア:「敵オブジェクトが隠れ家から出てくるのを待てという命令よ。」

その頃、お姫様は、また冷却スプレーを胸にかけていました。

ミリンダ:「今回の戦闘で負傷者は出てないんだよね?」

はあさん:「・・わかった。負傷者にあいつが入ってないことを確認しておく。」

ミリンダ:「うん。」

ミリンダは、クエンサーからメールが来ないので、心配していたのでした。ばあさんは、孫みたいなもんなので、ミリンダのことを良く判っています。

ヘヴィーオブジェクト(7)

二人の元へ、今は味方の情報同盟軍 機械化歩兵部隊がやってきた。

指揮官:「すぐ後ろにパワードスーツ部隊がいる。」

クエンサー:「前方にスナイパーが一人います。彼が先走って交戦を始めたんです。」

指揮官:「了解した。ここは我々に任せてくれ。」

先走ったスナイパーは、食っていけなくなった元兵士がジャーナリストになった奴で、すぐ捕らえられたものの、

ヘヴィーオブジェクト(6)森林

クエンサーとヘイヴィアは、オセアニア軍事国を偵察のため、森に入ります。

ヘイヴィア:「すげー森だな。都市緑化のために遺伝子改造したんだっけ?でも、どうせ焼き払うんだろ?偵察なんかいらないだろう。」

クエンサー:「森の中に集落があるかもしれないからだろ。」

ヘイヴィア:「当りっていうか、はずれっていうか、集落がある。」

相談しているときに、どこかの誰かが、狙撃しだした。そのため、軍が村人を虐殺し始めてしまった。

ヘイヴィア:「うわ。やベー。”だましやがったな。皆殺しにして、村ごと焼き払ってやる”・・・みたいだ。」

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(5)

マリアに勉強を教えてもらうようになったカタリナ。

カタリナ:「キャンベルさんは勉強家なのね。」

まだ、カタリナは名前で呼べていないのです。今日もマリアのお菓子を食べて、ご満悦です。更に、友人たちもお菓子をご相伴するようになりました。

シリウス:「(お茶を)どうぞ。」

カタリナ:「美味しい。」

マリア:「会長はお茶を入れるのが上手ですね。」

カタリナ:「ええ。貴族の子息とは思えないほどの出来栄えね。」

シリウスに向かって、

カタリナ:「会長の入れてくれたお茶は、優しい味がしますね。」

その言葉に、怪訝な表情をするシリウス。

カタリナは、無意識でまたイベントに足を踏み込んでいきます。しかも、隠しキャラ・イベントでした。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(4)あれ?

マリアが苛められていたことを知ったカタリナは、

カタリナ:「あんなふうに苛められてたなんて。酷い娘達。まるで、ゲームのカタリナみたい。・・・あれ?」

そこで気づきました。

脳内会議:「思い出したわ。ゲームでマリアに嫌がらせしたのは、カタリナだったわ。で、マリアを庇ったのはジオルド。ジオルドのイベントを横取りしちゃったんだ。これでは二人の恋が進展しないわ。いや、二人がうまくいくと、カタリナが破滅するから、意図せず、フラグをへし折ってたということですね。えらいぞ!カタリナ!!」

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(4)マリアのお菓子

なんと、落ちていたマリアのお菓子を、カタリナが全部食べてしまいました。

カタリナ:「おいしい。まろやかで。これは歴代お菓子の中でも、上位にランクインするわ。プロの料理人が作ったお菓子にも全然負けないわ。」

褒められて、キラキラになるマリア。これで、マリアもカタリナのとりこになってしまったのでしょう。

なんだ、カタリナ。破滅フラグ、無くなったんじゃない??

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(4)生徒会

カタリナ:「もし良ければ、ちょっぴりでいいので、わけて貰えないかしら?」

マリア:「はい。今度作って持ってきますね。」

カタリナ:「ありがとう!」

物凄く楽しみにするカタリナは、後日、学校を歩いていると、

カタリナ:「なにやら、凄く香ばしくて良い匂いが。」

それにつられて草むらに入っていくと、なんと、マリアが囲まれていました。

女生徒:「ちやほやされて、いい気になってるんじゃないわよ!こんな貧相なものを、生徒会の方になんて!!」

そういって、お菓子を踏みつけようとしたことから、カタリナが飛び出しました。

カタリナ:「やめなさい!あなたたち、何をしているの!!(マリアちゃんの手作りお菓子に対して、なんてことを!!!)」

女生徒:「カタリナ・クラエス様!ごめんなさーい。」

実は、これはジオルドがマリアを助けて、仲良くなるイベントだったのですが、思わずカタリナが横取りしてしまいました。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(4)生徒会

成績優秀者が生徒会役員になるのですが、友人全員が生徒会役員になったカタリナは、なぜか入り浸るようになっています。

生徒会長のシリウスにお茶を入れて貰ってます。(^_^)

カタリナ:「お茶まで頂いてすみません。お仕事の邪魔では有りませんか?」

シリウス:「いえいえ。そんなことはありませんよ。」

マリア:「クラエス様。どうそ召し上がってください。」

とクッキーを出してくれるマリアに対し、

クラエス:「(マリアちゃん。優しくて、凄くいい娘!)そういえば、マリアちゃんは、お菓子作ってこないの?」

マリア:「えっ!?どうして、わたしがお菓子を作ることをしってらっしゃるのですか?」」

カタリナは、ゲームで知ってたので、つい口を滑らせてしまいました。それにしても、自分の破滅フラグを持つマリアに、メロメロというのは、カタリナ、危機感がないというか・・・・

※あと、マリアの声は早見沙織さんですが、この方は清純キャラの声として、やっぱりトップクラスですね。大好きです。キャラとしては、ヒナ・リャザン(バディ・コンプレックス)あたりが特に好きですが。

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(8)買い物

クトリとヴィレムのお買い物デートです。ケーキ屋で選んでいると、

店員:「可愛い奥さんだねえ。新婚さんかい?サービスするよ。」

クトリ:「はい!ありがとうございます。」

—————————————-

ヴィレム:「お買い物はおしまいで?奥様。」

クトリ:「はい!おつかれさまでした。」

クトリ:「新婚さん、夫婦に見えたのかしら?」

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(8)待ち合わせ

クトリと待ち合わせしていたヴィレム。

クトリ:「遅い遅い。ちょっと待ってね。こを食べてから。」

至福の表情のっクトリに対し、

ヴィレム:「ゆっくり食えよ。なんだか楽しそうだな。」

クトリ:「君と二人きりで外を歩くなんて、めったにないからね。というか、初めてかな。」

ヴィレム:「初めて会ったとき、散々一緒に駆け回っただろ!」

クトリ:「・・えっ?そう。だけどあれは、そういうのじゃなかったでしょ。早く行こう。」

クトリは、ヴィレムと出会ったときの記憶が、既に消滅してしまっているのです。それをヴィレムに諭されない様、ごまかしました。

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(8)調査

護翼軍で調査について打ち合わせするヴィレムですが、一位武官から今回の場所の予備調査報告書を見せられます。

ヴィレム:「こいつは・・まちがいない、帝国領ゴマク市の遺跡だ。俺の生まれた・・・」

発掘された資料を見ていると、

ヴィレム:「うん?!ダグウエポン ラピデムシビルス。確かこいつは・・・」

ヴィレムは、ダグウエポンの性能に目をつけたのです。ラプデムシビウスは、”心身のコンディションを最良に保つ”という聖剣だったのです。ヴィレムだから知っているわけですが。。

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(8)遭難

グリック:「護翼軍に連絡は行ってるんだ。のんびり待っていれば。」

ノフト:「のんびりできればいいけどね。」

グリック:「大丈夫。しばらく4番はでてこない。あいつらは、他の4番の近くには住み着かない。」

ノフト:「ラーントルク。知ってた?」

ラーントルクは、考え事をしてて、反応しません。

ノフト:「ラーン!悪いくせだ。食事中に考え事するな。食事に集中しろ。」

グリック:「ほんとうに普通の女の子と変わらんな。あいつのいう通りだ。」

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(8)

ヴィレムとナイグラートが、遭難した調査隊の応援に誰を連れて行くか相談中の横で、料理をしているクトリ。

クトリ:「いけない。胡椒が足りない。(棚を見て)あれ?胡椒、どれだっけ?」

確実に侵食が進むクトリでした。

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(7)調査隊

500年前の遺跡発掘調査隊は、地上で獣の襲撃を受けた。

音と動きに反応する獣に対し、じっとしているのが正解なのだが、船を稼動させたため、攻撃を受ける。

ノフトとラーントルクが応戦する。

グリック:「とんでもねえな。」

ラーントルク:「それは獣ですか?」

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(4)テスト順位

テスト順位が張り出されました。ゲームどおり、1位:ジオルド、2位:マリア、3位:アランで、カタリナは80位。

ゲームではマリアに負けて意地になるアランですが、カタリナの仲良くなってから、向き不向きを理解、全然気にしません。

アラン:「演奏会をやらないかと言われたんだが、お前も聞きたいか?」

カタリナ:「もちろんです。」

アラン:「では、演奏会を開くとするか。」

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(7)相談

ライムスキン、ナイグラート、ヴィレムが妖精倉庫の外であって、相談中です。もちろん、クトリの扱いです。

ナイグラート:「クトリの今後を、3人ですり合せておきましょう。クトリはレプラカーンでなくなっても、妖精兵のまま。」

ヴィレム:「出撃を拒否できない、か?」

ナイグラート:「一位武官が、うまく調整できない?」

ライムスキン:「我よりも上位から要請がある場合もありえる。」

ヴィレム:「大賢者の耳に”レプラカーンの研究のために、ヴィレム・クメシュが、クトリ・セニオリスを実験サンプルにした”と。俺が要求すれば、たぶん受け入れる。こっちに貸しが作れるからな。」

ナイグラート:「あなた、大賢者様とどういう関係?」

ヴィレム:「問題は、クトリが抜けて、アイセアとネフレンだけになったとき、どうするかだ。」

ナイグラート:「今、調査隊に同行している娘が、あと二人いるの。」

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(7)翌日のクトリ

ヴィレムと話せた翌日から、掃除・洗濯等、がんばるクトリです。

レプラカーンではないため、もう戦うことができない自分がなにをすればいいか、真剣に考え始めました。そんなクトリを見つつ、

アイセア:「家事の腕が上がったのはいいけど、あれじゃあ・・」

ニフレン:「ヴィレム専用。」


アイセア:「また、スパイス強めの肉料理ですか?味の好みが偏ってます。」

クトリ:「食事当番以外は立ち入り禁止。」

アイセア:「(ヴィレムを真似て)綺麗な色だ。似合っている・・っす。」

クトリ:「あなた!いつの間に!!」

アイセア:「恋する乙女はいいすね。」

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(4)マリア

カタリナ:「ジオルド、キースと攻略されそうになっているなんて。」

そう考えていたカタリナは、ついに主人公のマリアを見つけます。

カタリナ:「ゲームの主人公。マリア・キャンベル。」

またまた、脳内会議です。

脳内会議:「マリアは魅力的ですが、メアリやソフィアだって、負けません。頭もいいし、魔力も高い。負けるとしたら、カタリナくらいです。・・カタリナがまけたら駄目でしょう?破滅フラグ、一直線です。」

脳内会議:「畑を作りましょう。国外追放になったら、農民として生きていきましょう。農業の経験を積んでおくのです。では、今後は畑を作ることでいきましょう。異議なし。」


アン:「お嬢様。花壇ですよね?」

カタリナ:「学院にも許可を取ったわ。」

アン:「私には花の苗には見えませんが。」

カタリナ:「何を言ってるの。こっちはきゅうりの花、こっちはナスの花が咲くのよ。」

アン:「つまり野菜の苗ですね。」

カタリナ:「最終的には野菜が実るけど、その前には、ちゃんと花が咲くわ。」

そこを皆に見つかります。

皆:「カタリナ?ここでも、まだそんなことを?」

でも、みんな笑っていました。カタリナだけが破滅フラグに恐怖していますが、もうそんなことはなさそうに思えます。

左はきゅうり、右はなす。よく描けてます。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(4)キース

カタリナ:「入学早々、ジオルドが攻略されそうになっている。恋心は人を変えるから。」

自分の行為は棚に上げて(というか、気づかない)考えるカタリナ。翌朝、学校に向かうとき、

キース:「姉さん。僕も光の魔力を持つ女の子に会ったよ。」

カタリナ:「なに??」

カタリナ:「ゲームでは、キースがナンパして出会う。キース、もしかしてナンパしたの?」

キース:「なに?ナンパって。。」

カタリナ:「女の子をふしだらな行為に誘うこと・・かな?」

キース:「そんなこと、するわけがないだろ!」

第一候補のカタリナに、そんなことを言われたら、怒りますよね。

カタリナ:「じゃ、どうして出会ったのよ?」

キース:「ハンカチを拾ってあげたんだよ。」

そういわれて、カタリナはゲームを思い出します。ゲームではキースがハンカチをネタにして、再度ナンパしていました。

カタリナ:「で、どんな感じだったの?」

キース:「普通にいい娘だったよ。」

カタリナ:「違うのよ。キース。そういうことじゃなくて。彼女に恋したの?」

カタリナ発言に狼狽するキース。

カタリナ:「この驚きっぷりは、図星なんだわ。もう好きになったのね。いいのよ、隠さなくて。わたしはキースと好きな娘の邪魔しないからね。応援するから。」

アン:「お嬢様。どうか、それ以上は。キース様が限界です。

メイドのアンでも、キースがカタリナを好きだと知っているのに、カタリナ本人は、全く気づきません。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(4)規格外

ジオルドの部屋に招かれたカタリナとキース。

ジオルド:「そういえば、先ほど光の魔力を持つ女の子に出あいましたよ。」

カタリナは思います。

カタリナ:「それはジオルドのの出会いイベント。ジオルドが木登りしようとするマリアを呼び止めるという出会いだったはず。この出会いで、ジオルドに恋愛フラグが立つ。」

キース:「姉さん以外にも、スカートで木に登ろうとする人がいるんですね。」

ジオルド:「僕は見慣れてますから。。カタリナで。あちらは取り乱していましたね。」

キース:「普通はね。それに比べて姉さんは・・・」

ジオルド:「カタリナは規格外だから。」

カタリナはイベントが気になって、何も聞いていませんが、二人のイケメンがカタリナの規格外のせいで、主人公と恋に落ちる気配さえなくなったことがわかります。

カタリナは、全く気づいていませんが。。。。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(4)脳内会議(キースとアラン)

脳内会議:「二人目は義弟のキース。ちゃら男に育つはずだったのが、好青年に。最近は色気が出て、無自覚な女たらしになってきているけど。」

脳内会議:「3人目はアラン。ジオルドへのコンプレックスも解消され、音楽の才能が開花。ゲームと違って、婚約者のm、メアリはアランに惹かれていない模様。」

※キースはお姉ちゃんが大好きになってしまったし、アランはまだ自覚がないけど、女としてみたら、カタリナが好きなのは目に見えてます。